「F」に魅せられて・・・
凧、紙飛行機、その他思いつくままに作った工作の紹介です


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Arctic Tern

Author:Arctic Tern
ジェット戦闘機が大好きで
ヒマさえあれば紙飛行機を作って飛ばしていた子どもが
精神年齢そのままで成長したみたいなオッサンです。



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凧揚げ大会が…(涙)
ここ2週間というもの、ひたすら2月3日の晴天と適度の風を願いながら過ごしていました。
今日から明日にかけて若干の降雪は見込まれるものの、3日は晴れの予報だったので
安心していたのですが、本日、市役所から連絡があり・・・

凧揚げ大会、まさかの中止!(涙)


先週の月曜から火曜にかけて関東地方はかなりの積雪を記録しましたが
その後の記録的な冷え込みでグラウンドにはまだ雪が残っていて
さらに降雪があるとすれば、たとえ当日が晴天だとしても
グラウンドは使える状態ではないだろうとの判断だそうです。

というわけで・・・

20180201.jpg
いまのAT、こんな気分です(汗)。

まあせっかくブログも再開したことだし、目標が無いというのも癪なので
また紙飛行機製作でも始めようかな~ などと模索中です。









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凧「グラマン X-29 マーキング」
飛行テストに無事合格し、実戦参加を待つばかりのX-29ですが
何か大事なことを忘れていたような・・・そうそう、マーキングです。

3_o_1 (2)この作業でいつも悩むのが
飛行機のイラストや写真は
機首が左を向いている構図が多く
右面の資料が手に入らないことです。
X-29のマーキングは
斜体の文字を使っていますが
右面は通常とは逆向きに傾いた
斜体文字を使っています。
こんなフォント、どこを探したって載ってない!
今回のマーキングのベースは
このブログのリンクにも載せてある
「WINGS PALETTE」ですが
やはり左向きだったので、
右側のマーキングは画像を元に
Microsoft「ペイント」で加工して
自作しました。


これを拡大印刷して機体に貼り付けていきます。

DSCF7100.jpg
グラマンのロゴと、射出座席の警告表示。
細かいところですが、これを入れると実在の機体らしくなります。

DSCF7104.jpg
裏側には20003の文字。おそらく機体番号だと思います。
X-29は2機作られ、空軍やNASAで様々な試験に使われた後
1号機は国立アメリカ空軍博物館、2号機はドライデン飛行研究センターに
展示されているそうです。

DSCF7099.jpg
後部胴体と尾翼。尾翼は一番目立つところなので、ここのマーキングをすませれば
画竜点睛と言ったところでしょうか?

尾翼にはユニコーンの絵を入れてエリア88のシン・カザマ大尉乗機にしちゃうのもアリかな?
と思ったのですが、それだと「実在の飛行機」とは言えないので断念。
ところでこのX-29、エリア88ではなかなか思わせぶりに登場していたので
さぞや活躍するだろうと思いきや、戦闘シーンは数ページだけで
しかも燃料切れで捨てられるという悲しい結末。もっと活躍してほしかった・・・(汗)。

DSCF7102.jpg

後方から。飛ばしているときは下側から見ているので、胴体と翼が一緒に見えて
なんだか太目な感じがするのですが、胴体だけを見ればとってもスリム!

写真を撮るとき台にして使っているのは、冬場には欠かせない電熱式のヒーターです。
(下からコードが延びているのはそのため)。800w/400wの切り替え式ですが
ATは比較的寒さに強く、真冬でも400wで十分過ごせます。

DSCF7105.jpg
真横から。この角度だとF-5やF-20とさほど変わらない感じ。
ただ、インテークが大きい分、逞しく見えます。

DSCF7106.jpg
「音速突破。操縦系、動力系、コンピュータすべて異常なし。テストは成功だ!」

もう、完全に遊んじゃってます(笑)。
普段揚げているときは下側からしか見えないので、
ドローンか何かでこんな角度から飛行の様子を撮影できたらいいなあ・・・なんて思います。

DSCF7103.jpg
これにてX-29、製作のほうはひとまず完結です。後は実戦でどこまでやれるか・・・

それは2月3日の天候次第・・・果たして神風は吹くのか!?(違





凧「グラマン X-29 テスト飛行③+おまけ」
改良後、弱風では抜群の安定飛行を見せてくれたX-29。
後はしっぽ「アフターバーナー」(笑)の効果を試すのみ。
果たして強風でどこまで耐えられるか?
今日の風は4m/sの予報です。河川敷なら5~6m/sくらいまで達しているかもしれません。
テストには絶好の状態だったので、昼食後、大急ぎでいつものグラウンドへ・・・

アフターバーナーON! さあ、TAKE OFF!

DSCF7121.jpg
よし、持ち堪えているぞ。これならOKだ!
ただ、「アフターバーナー」のなびき方がイマイチそれっぽくないんだが…(汗)。

揚げ始めは少々手こずりましたが、空中で糸を引いても
初飛行時のような制御不能状態にはなりません。
もちろん、弱風の時のような余裕はなく、放っておけば墜落するかもしれませんが
この風ならそれはどんな凧だって同じことです。

DSCF7131.jpg
この写真、一直線に張り詰めた糸から風の強さが読み取れるでしょうか?

DSCF7113.jpg
ここまで上空に到達するとさらに風は強まります。
実機のX-29も高速や大迎角では不安定となり、パイロットの腕だけでは操縦できません。
それを補うため、コンピュータ制御のフライ・バイ・ワイヤ(FBW)を備えていて
姿勢の変化をセンサーが自動的に感知し、それをコンピュータが瞬時に判断し
電子制御のラダーやエルロンを動かして補正を行うようになっています。

だが、ATのX-29は(当たり前だが)そんな高度なテクノロジーは装備していません。
ならばどうするか・・・

ATがフライ・バイ・ワイヤになるしかない!

まあ、この10年というもの、伊達に凧を揚げてきたわけじゃありませんから・・・(笑)。

DSCF7129.jpg
この写真はかなり手元まで降ろしながら撮ったものです。
ここまで下げると、地面が近いので墜落に至るまでの時間的余裕がなく
リカバリー操作は難しくなります。
(実際の飛行機のパイロットも、離陸と着陸の時に一番神経を使うそうです)
その状態で撮影できるということは、かなり挙動が落ち着いてきた証拠。
やはりしっぽ「アフターバーナー」を付けたのは正解だったようです。

DSCF7119.jpg
再び上空へ! 揚げているときには景色を見る余裕なんてありませんでしたが
改めて写真を見ると、太陽と飛行機雲をバックにまるで実物が飛んでいるように見えます。


動画を見るとまだまだ暴れているように見えますが、これはATが操縦をミスったため。
太陽と重なって機体がどこにあるのか見えず、液晶画面越しに探していたら
機体の傾きに気付かず、判断が遅れてしまいました。
でも、何とか持ち直すことができました。
そもそも凧揚げ中に撮影なんてするもんじゃありません。改良前なら間違いなく墜落です…(汗)。

DSCF7127.jpg
これでテストは合格です。そして・・・出撃予定 大会は2月3日(土)です!


おまけ

昨日の土曜日、茨城県取手市の「第51回とりで利根川たこあげ大会」に行ってきました。

この大会に出るのは初めてだったのですが
会場が広くて凧を揚げられる時間も長く、凧揚げそのものを楽しめる大会だったので
とても良かったと思います。

ここは凧の数に制限はありませんが
前日から、風が弱そうなことは予報で分かっていたので
飛行性能では一番信頼を置いているスホーイSu-37と
形のインパクトでは群を抜いているX-29をエントリーさせました。

結局、審査の時にはスホーイを使ったのですが
やはり風がほとんど無くて揚げるのには苦労しました。
こればっかりはどうしようもない…(汗)。

ちなみに、審査結果は…(笑)



今日、動画検索をかけたら早速動画が挙がっていました。一瞬ですがATのスホーイも写っています。







凧「グラマン X-29 テスト飛行②」
さて、強風対策で大改良を加えたX-29、その実力のほどは・・・と、
強風下で試してみたかったのですが、強い冬型の気圧配置がそう何日も続くはずはなく
外は穏やかな晴天です。
「それなら、今度は微風でどこまでいけるか試してみようではないか」
と、出かけたのはいつも「凧の会」で使っている、車で30分ほどの河川敷のグラウンド。
ちょっと遠いが、墜落事故で懲りているので、この前の運動場は使いたくない・・(汗)。

が、グラウンドに着いてみたらやっぱりほとんど無風状態。
午後からは次第に風が強まる予報だったので、X-29を片手に待機していると
河川敷の遊歩道を散歩していた70代後半くらいの老夫婦が
道を外れてATのほうに近づいてきました・・・

こ、これはもしや恒例の・・・来るか1発目!?

もう、年恰好を見ただけでニュータイプの勘が働くようになってしまいました(笑)。
すると案の定、ご主人のほうが

「おお、これはロケットだ!」

                              
・・・初コメントで断定された‥・(汗)。

が、ここまでは想定内だったので
「いや~皆さんそうおっしゃるんだけど、これ実はロケットじゃなくて・・・」
と答えていると、聞いているのかいないのか、さらに続けて

「なんだ、これは墜落して破けちゃったのか?

 踏んだり蹴ったりだな(笑)」


?・・・最初は何を言っているのかよく分からなかったのですが
どうやらカナードと主翼の間の隙間を見て、ここが破けてしまったと
勘違いしているらしい・・・(汗)。
いや、🚀のほうはまあ分かるとしても、苦労して作った前進翼が
破壊の跡にしか見えないとは、それはあまりにも・・・

20180108.jpg
が、これは案外、神崎の言ってることのほうが正論かもしれません。
大体、こんな翼形のジェット機が実在すること自体、ほとんどの人は知らないだろうし
近頃の最新鋭機は、ATも最初は拒否反応を起こすくらいぶっ飛んだ形のものが増えています。

そういえば昨年夏ごろ、数年前に定年退職された女性の方が
ボランティアとして仕事の面倒を見てくださいました。
ATも以前、同じ職場で働いていたことがあったので、近況報告も兼ねて
「今はこんなことをやってるんですよ(笑)」
と、昨年の凧揚げ大会(PAK FA)の動画を見せたら・・・

「わぁ、すごい!宇宙船だ!!」

mig.jpg
うむ、確かに世間とはそんなもんだ・・・(汗)。


さて、話がだいぶ脇道にそれましたが、ちょっと風も吹いてきたので・・・
X-29! 発進!!・・・え?

DSCF7134.jpg
なんだこれ?メチャクチャ安定してるじゃん??(笑)。

前回の大暴れがまるで嘘のように、すんなり飛んで空中で微動だにしません。
一応、例の「アフターバーナー」も持って来ていたのですが、これなら試す必要もない。
ATは機体の性格を読み違えていたようです。
こいつはどうやら弱風を得意とするタイプらしい・・・

DSCF7135.jpg
飛行状態のアップ。これだけ拡大しても鮮明に見えるのですから
どれほど安定しているかが分かると思います。

今回のテストは糸を地面に刺したテント用のペグに結び付けて
両手で動画を撮影したり、さらにはタバコを吸ったりする余裕もありました(笑)。
そして、周りの様子ものんびり観察していると、20代後半くらいのおしゃれな格好をした女性が
自転車を止め、しきりにスマホを向けてX-29を撮影しています。
ミリタリーに興味があるタイプには見えないので、おそらくSNSのネタにするのでしょうけど
twitterでもインスタでも写真や動画をアップするのは構わないのだが・・・まさか!?

DSCF7135 (2)
なんて書き込んでねーだろーな!(汗)



2回目の飛行テストの動画です。弱風なら何ら問題がないことが分かったので
後は再び強風でのテストに合格すれば、実戦配備可能です!

DSCF7136.jpg
さあ、面白くなってきました!
強風でのリターンマッチはいつになるのか・・・?(続)



凧「グラマンX-29 飛行結果分析と改良」
第1回のテスト飛行でなかなかの問題児ぶりを発揮してくれたX-29ですが
この結果は大体予想していました。いや、むしろ予想以上によく飛んだと思っています。
が、このままでは大会には出せないので、結果を分析し、改良を試みることにしました。

そもそも前進翼が安定しないのには力学的な根拠があって
それを図にしてみると・・・

20180108-2.png

① 後退翼は、機体が右に傾くと左側主翼前縁の抵抗が増え
  機体を左へ戻す力が働くので回復するのですが

② X-29のような前進翼では、逆に右側主翼の抵抗が増え、
  機体はさらに右へと傾いてしまいます。

ただし、X-29はカナード前縁や主翼付け根に後退角を持っているので
ここまで極端な結果にはならないはずです。
実際、ATのX-29も糸を伸ばしているとき、つまり風の抵抗が少ない時には姿勢は乱れません。
弱風では機体の静安定は取れているのですから、要は強風の時だけ対策を考えればいい・・・

実は凧の世界では昔から、この問題を解決する極めて有効な方法が存在します。
その方法とは・・・

20170211-7-2.png
そう、しっぽですね。

しっぽの何が優れているかと言えば
紙やビニールといった軽い素材なので
凧が上昇するときにはデッドウェイトにならないが
風を受ける強さに応じて後方になびき
凧を後ろから引っ張って安定させてくれるからです。


20180108-3.png
先ほどの図に当てはめてみると、力学的に見ても機体が傾いた時の前進翼の不利を補うはずです。

が、ちょっと待て!実際のX-29 にしっぽなんか付いてねーぞ!!

そう、、一番引っかかっていたのはそこでした。ATの凧はリアルが信条。
本物と形が違うのはどうしても納得がいかない・・・が、

これなら文句ねーだろ!(笑)

DSCF7089.jpg
これより全力飛行に入る。バーナー点火!
これは「しっぽ」ではなく、「アフターバーナー」の排気炎です(笑)。

以後、これを「しっぽ」と言った奴には20㎜バルカンをぶち込みます(違

DSCF7090.jpg
このしっぽアフターバーナーはノズルから突き出たパイプに差し込み式になっていて
簡単に脱着可能。風の強弱に応じて使い分けることができます。
バーナーリング(衝撃波の影響で炎の中にできる輪)も地味に描き込んであったりして・・・

このしっぽアフターバーナーでいくらか改善されるとは思いますが
念のためもう1つ対策を講じておくことにしました。

DSCF7093.jpg
不安定な凧を安定させる伝統的な方法にはもう1つ、「反りを入れる」というのがあります。
これは飛行機の翼で言うと「上反角」に当たります。
X-29は主桁にφ2㎜のHM(強硬度)タイプのカーボンロッドを使ったのですが
これでは硬すぎて強風を受け流すしなりが足りないようです。
そこで、1.5㎜のHMではないタイプに交換することにしました。

DSCF7095.jpg
ロッドを結んだ糸には瞬間接着剤を染み込ませてあるので専用のはがし剤を使いますが
ポリシートを貼ったボンドをはがす時にはライター用のオイルを使っています。
このライターオイル、シンナー並みにいろんな汚れを落としてくれるし
その割には素材にやさしく、プラスチック類を傷めることがない。
しかもシンナーのような臭いが残らないので、ATはいろんなところで愛用しています。

DSCF7096.jpg
凧が完成した後で主桁を切断するのはちょっと勇気が必要でしたが、思い切ってバッサリ!

DSCF7097.jpg
そして、細いロッドを継ぎ足して完了。
昨日の記事の動画でも確認できますが、テスト飛行の時、空中でのバランスはどちらかというと
左側に傾きがちでした。そこで、シートをはがしたときに左側の主翼を少したるませて
貼り直すことにしました。

と、なかなかの大手術になってしまいましたが、改良したX-29の飛行性能は
はたして改善されるのか?・・・・






まとめ